9月1日 冠島ツアー!!!

こんにちは!

冠島ダイビングサービスです!!

6月から始まった冠島ツアーも、いよいよ9月を迎えました。

8月末は海況が思わしくなく、ツアー中止の判断となり、冠島ツアーを楽しみにしていただいておりました皆さま、大変申し訳ございませんでした。

9月1日、無事に冠島ツアーを開催することができました。本日ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました^ ^

 

さて、始まりました9月。

暦の上では初秋

初秋??!

と疑いたくなるほどの残暑、気温はなんと37度。厳しい暑さのなかでの出港となりましたが、それでもやはりどこか秋の気配がしました。

 

 

【本日のダインビング】

天気 ☀  気温   最高37℃

オプションダイブ

1本目  ポイント:音海半島 立礁(たちぐり) 平均水温28.0度 透明度15m

冠島ダイビング

2本目  ポイント:冠島 宮前(みやまえ) 平均水温 27.6℃  透明度1 20~25m

3本目  ポイント:冠島 中津神(中津神) 平均水温 27.6℃  透明度120~25m

 

 

本日1本目。オプションダイブは音海半島にあるポイント・立礁へ。

いつものマツカサウオカップルはシングルになり、見つけた途端に引きこもったとの報告です。秋は別れの季節なのか?

別れもあれば多くの出会いも。

カンパチの適温は20〜25℃前後のようですが、夏場の高すぎる水温が下がり始めたお盆あたりに立礁でよく群れを見ておりましたが、また4度以上上がったとのことでどうなるかと思っておりましたが、カンパチ健在!

根の上ではコケギンポが大きく口を開いてどないしたーん。

アオリイカ。狩モードですね。

タ、タカサゴ?!タコサゴだー!!。日本海の海といえばスズメダイやイサキのイメージが強いので、泳いでいる目の前にタカサゴの群れが現れたときは目を疑い、これは嬉しいサプライズとなりました。

コロダイ幼魚。大人になったお前を見たいよ〜。どのタイミングでドット柄になるんだ?大きくなるんだよ〜。

イシダイの幼魚 サンバソウもおきくなってきましたね〜

 

1本目を終え、一旦帰港し、冠島へ向けて出航。

2本目は宮前、3本目は中津神にて潜りました。

画像提供:S様

画像提供:S様

画像提供:S様 スズメダイ

画像提供:S様  イサキ

画像提供:S様

画像提供:S様

ツバス、狩の練習中。

棚の上から、、、、、、

砂地に向かってカンパチが!!

宮前では、先日以上のスズメダイの大群が出迎えてくれました。

カンパチも貫禄のある大きさに育ち、ツバスもモジャコサイズの個体、いよいよハマチと呼べるほどのサイズまであと少しのツバスたちが活発。大きな群れを作らずとも、互いに息の合ったバディ・システムで巧みに獲物を追い詰めていく狩りの様子は実に見事で、サイズは小さくとも思わず見入ってしまうほどの迫力がありました。

ミノカサゴ

種を超えた友達

 

水面休息時時間に昼食をとり、本日3本目の中津神。

中津神では透視度に比べて透明度がやや落ちた印象ですが、その中でもイサキの物凄い数に続いて、タカベの群れもやってきて、また美しいこと。

中津神にもオノミチキサンゴがあります。立神礁、チョウベイ礁にもありますが、ここ中津神のオノミチキサンゴは造形がかっこいい。

↑アオリイカ鑑賞中。近づくと逃げるので、気配を消して鑑賞します。

日に日にアオリイカも成長してきました。

今日は水底付近から水面近くまでたくさんのアオリイカがいました。

 

お盆が明けて、一旦下がった水温もまた27度以上に戻ったせいか、我々が期待してやまない回遊魚の爆群には出会えませんでしたが、なんだかいい潮を感じた本日。大物の爆群れはもちろん見たい!のですが、こればかりは自然との戦い。

しかし確実にできる楽しみ方がありますので、以下のような楽しみ方も取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

題して!

 

9月の水中ドラマを解剖する 〜捕食戦略と群集構造から紐解く秋の冠島ダイビング!

その①:宮前におけるスズメダイ群集の密度と層構造

冠島を代表するポイント・宮前では、スズメダイやイサキの群れが最も過密になってきた時期だと感じます。

→観察のコツ: 単に数が多いなぁ、だけではなく、水深や根の形状に応じた群れの層構造に注目を!

青物(ハマチやカンパチ)の捕食圧に対し、群れ全体がどのようにディフェンス行動をするのか、その群集力学をじっくり観察するのも大迫力間違いなし!

その②:連携狩りと捕食行動の観察

秋に向けて成長を遂げたカンパチや、モジャコから50cm前後へと成長したツバス。彼らの真骨頂は、単独ではなく2〜3匹の小規模艦隊で魅せる効率的な捕食戦略!

観察のコツ: 中層でスズメダイやイサキ、アジの群れが急に凝縮し、一瞬、壁のように固まった瞬間がサインです。そして一気に動きが速くなります!

その時には1匹が群れの外側から圧力をかけ、逃げ道を塞いだところにもう1匹が側面から鋭く突っ込む、計算された連携プレイを高確率で観察することができます。

その③:季節来遊魚(南方系魚類)がもたらす混群の競合

私がダイビングを始めた頃にはあまり見られなかった光景ですが、ここ数年、夏から秋にかけての冠島エリアは高水温傾向が続いています。環境の変化を良しとするかは別として、高水温期だからこそ見られるのが、日本海本来の魚たち(スズメダイ・イサキ・アジなど)の中に交じって姿を見せる南方系魚類の姿はやはり色、体格、スピード感などどこか違います。

→観察のコツ: 空間生息域の重複によって生じる群れの密度変化や、体の色彩の変化、日本海の魚たちとの生息スペースの動き(混群のせめぎ合い)を観察するとダイビングの深みが一層増すかと。

偉そーに、以上です。

海中で繰り広げられる魚たちの頭脳戦や生命の駆け引きを紐解いていく!

それも秋の冠島ダイビングの面白さの1つでもあるかと思います。

冠島が迫力満点の水中ドラマを準備してくれております。

1年で最も海が豊かになるこの一瞬を、ぜひ皆さまの目で確かめに来ていだだけましたら✨

引き続き、皆さまのご参加をお待ちしております!